ベアチェアの張り替え
修理前
ハンス・J・ウェグナーデザインのベアチェア(BEAR CHAIR)です。長年の使用により生地の汚れや擦り切れ、背もたれのボタンが1つとれていました。ベアチェアのクッションの中身は、年代物のため、本体に藁などを使用していました。
修理箇所
全体の張り替え。
背もたれ本体と座面クッションの中身交換。(ウレタンへ交換)
椅子の内部の枠補強。
背もたれ本体と座面クッションの中身交換。(ウレタンへ交換)
椅子の内部の枠補強。
修理後
縫製やボタン留め方など元々の仕様を忠実に再現して張り替えをしました。クッションの中身は、古い中身(藁やバネなど)を取り除き、新しいウレタンへ交換をしました。中の枠も一部割れやゆるみがあったので補強をしました。座り心地も良くなり新品のように綺麗になりました。